最新 地学事典 「ベルグ効果」の解説
ベルグこうか
ベルグ効果
Berg effect
溶液中で結晶が成長するとき,溶液中の濃度分布が結晶の表面上で一様ではなく,面の中央部で最も低く,面の周囲にいくにつれて高くなるという効果。また濃度勾配の面に垂直な成分は結晶面の中央で最も大きく,面の周辺部に近づくにつれて小さくなる。したがって結晶がスムーズな面を保持したまま成長する場合には,最初に面の中央にもたらされた溶質粒子が結晶表面を伝わって面の周辺部に一様にいきわたると考えねばならない。Berg(1938)の発見にちなむ。
執筆者:金沢 康夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

