ベンゲル(その他表記)Bengel, Johann Albrecht

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベンゲル」の意味・わかりやすい解説

ベンゲル
Bengel, Johann Albrecht

[生]1687.6.24. ウュルテンベルク,ビネンデン
[没]1752.11.2.
ドイツのルター派聖書学者。シュワーベン地方の敬虔主義の有力な指導者。ヘルブレヒティンゲンとアルピスバハの総監督歴任新約聖書学,特に聖書本文批評の分野で先駆的な業績を上げた。ギリシア語新約聖書の最初の校訂版をつくった。主著『新約講解』 Gnomon Novi Testamenti (1742) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む