20世紀西洋人名事典 「ベンジョンソン」の解説
ベン ジョンソン
Ben Johnson
1918.6.13.(19、20.説、22.10.8.説あり) -
米国の俳優。
オクラホマ州ポウフスカ生まれ。
父はカウボーイで、馬の調教係、スタントマンを経て、1948年「アパッチ砦」でヘンリー・フォンダに認められ、「黄色いリボン」(’49年)、「幌馬車」(’50年)などで好演、西部育ちらしい純朴さと鮮やかな騎乗ぶりで注目される。その後、20年間無名時代を送った後、’71年の「ラスト・ショー」でアカデミー助演男優賞、ニューヨーク評論家協会賞、イギリス・アカデミー賞を受賞し、フロンティア精神の具現者として脚光を浴びる。作品はほかに「ハリー奪還」(’87年)などで、’40年にはキャロル・リンと結婚。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報