普及版 字通 の解説
8画
[字訓] うつ・すてる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は弁(べん)。〔説文〕十二上に「手を拊(う)つなり」という。手をうって舞うときには、「抃舞(べんぶ)」のように抃を用いる。は(ふん)と通じ、掃除することをいう。はもっこで土などを運ぶ意の字で、・がその形声字にあたる。抃とは正俗の体であるが、それぞれ慣用のある字である。
[訓義]
1. うつ、てをうつ、うちあう。
2. はく、はらう、すてる。
3. 翻と通じ、飛ぶさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 マサクル・テウツ
[熟語]
捐▶・棄▶・箕▶・去▶・除▶・飛▶・命▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報