ベーア・ホフマン(読み)べーあほふまん(その他表記)Richard Beer-Hofmann

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベーア・ホフマン」の意味・わかりやすい解説

ベーア・ホフマン
べーあほふまん
Richard Beer-Hofmann
(1866―1945)

オーストリア作家劇作家ウィーンの資産家の家に生まれる。大学を出たのち「若きウィーン」派としてデビュー。鋭敏な感性に基づく印象主義的な作風で知られ、ホフマンスタールシュニッツラーと並び世紀末ウィーンを代表する作家の1人。小説ゲオルクの死』(1900)、ドラマ『ヤーコプの夢』(1918)などがある。1939年アメリカに亡命ニューヨーク死去。60年代になって再評価が始まり、全集が刊行された。

[池内 紀]

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