ベーアマン(読み)べーあまん(その他表記)Samuel Nathaniel Behrman

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベーアマン」の意味・わかりやすい解説

ベーアマン
べーあまん
Samuel Nathaniel Behrman
(1893―1973)

アメリカ劇作家。主として1930年代に活躍。洗練されたユーモアと生彩ある人物描写を得意とし、上流階級の日常的因襲に的を置いた喜劇を書く。最初の成功作『第二の男』(1927)のほか、『伝記』(1932)、『天からの雨』(1934)、『夏の終り』(1936)など、とくに都会的なしゃれた会話が独自の社会批判と微妙に溶け合い、彼にアメリカ風俗喜劇の代表としての地位を与えている。

[楠原偕子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む