ペテルブルグからモスクワへの旅(読み)ペテルブルグからモスクワへのたび(その他表記)Puteshestvie iz Peterburga v Moskvu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ペテルブルグからモスクワへの旅
ペテルブルグからモスクワへのたび
Puteshestvie iz Peterburga v Moskvu

ロシア作家 A.ラジーシチェフの代表作。 1790年完成。旅行記の形式をとり,旅の途上実地に見聞した農奴の苦しみや,地主役人の横暴を具体的かつ平明に叙述している。社会的不公正を暴露し,その諸悪根源としての農奴制専制政治廃止を呼びかけたこの書はエカテリーナ2世を激怒させ,作者シベリア流刑に処せられた。作者の死後1世紀を経て,ようやく国内での出版が許された。

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