ペルフルオロカーボン

化学辞典 第2版 「ペルフルオロカーボン」の解説

ペルフルオロカーボン
ペルフルオロカーボン
perfluorocarbon

炭化水素化合物の炭素に結合する水素が,すべてフッ素で置換された形の化合物をいう.フッ素は原子半径が水素の次に小さい元素で,炭素との結合エネルギーが大きいので,炭化水素の水素をフッ素で置換することが可能となる.鎖状または環状で,飽和または不飽和のものが知られている.ペルフルオロカーボンは,相当する炭化水素に比べて分子量はいちじるしく大きいが,沸点や融点には大差がない.比重は大きく(C5~C10 のペルフルオロアルカン1.6~1.8),表面張力や屈折率が小さい.熱安定性や耐薬品性にすぐれ,一般の有機溶剤にも侵されにくい.毒性がなく,フッ素系界面活性剤に利用されるほか,ポリ(テトラフルオロエチレン)はプラスチック(テフロンなどのフッ素樹脂)として用いられる.ペルフルオロデカリン(FDC)乳剤は,酸素の溶解性が大きく(体積で45%),臓器蓄積も少ないことから代用血液に用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む