最新 地学事典 「ペンローズモデル」の解説
ペンローズモデル
Penrose model
オフィオライトの岩石構成のモデル。1972年のペンローズ会議において提唱された。下位から順に,超マフィック岩(ハルツバージャイト,レールゾライト,ダナイト),はんれい岩,マフィック岩のシート状岩脈群,マフィック火山岩より構成され,最上位は堆積岩が覆う。しばしば高速拡大軸で形成された地殻─最上部マントル起源とされるが,ペンローズモデルでは岩石の成因や形成場は問われていない。実際のオフィオライトには,上記の構成要素の一部がしばしば欠損している。また,ダナイトにはクロミタイトが伴い,Naに富むフェルシック火山岩・貫入岩が見られる。参考文献:Anonymous(1972) Geotimes,Vol.17:24
執筆者:荒井 章司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

