ホシオス・ルカス修道院聖堂(読み)ホシオス・ルカスしゅうどういんせいどう(その他表記)Monastery church of Hosios Lukas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ホシオス・ルカス修道院聖堂
ホシオス・ルカスしゅうどういんせいどう
Monastery church of Hosios Lukas

ギリシアデルフォイ付近にある 11世紀前半のビザンチン様式の修道院聖堂。ロマヌス2世 (在位 959~963) により創建され,聖ルカに捧げられた (1050頃) 。ギリシア十字式聖堂の身廊部の中央ドームをかけた特徴のある構造で,内部のコムネノス王朝の絢爛たるモザイク装飾で知られている。また外壁にも豊かな装飾が施されている。同時代に建てられたダフニ修道院聖堂ネアモニ修道院聖堂とともに,1990年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む