ロマヌス2世(読み)ロマヌスにせい(その他表記)Romanus II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロマヌス2世」の意味・わかりやすい解説

ロマヌス2世
ロマヌスにせい
Romanus II

[生]938
[没]963.3.15.
ビザンチン皇帝 (在位 959~963) 。コンスタンチヌス7世の子。父の死後即位。政治的能力に乏しく,実務宦官大臣のブリンガスに,軍事上の実務は将軍ニケフォルス・フォーカス (のちのニケフォルス2世) にまかせた。その短い治世の最大の業績はニケフォルスをクレタ遠征に送り,クレタをイスラム勢力から奪還 (961) させたことと,さらに小アジアに遠征を試み,アレッポの町などを占領 (962) したことである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む