現代外国人名録2016 「ホセクーラ」の解説
ホセ クーラ
José Cura
- 職業・肩書
- テノール歌手,指揮者 元シンフォニア・ヴァルソヴィア首席客演指揮者
- 国籍
- アルゼンチン
- 生年月日
- 1962年12月5日
- 出生地
- サンタフェ州ロサリオ
- 受賞
- ロサリオ名誉市民〔1999年〕,プラシド・ドミンゴ国際コンクール第1位〔1994年〕
- 経歴
- ギター、指揮、作曲、ピアノを学び、1982年ロサリオ国立大学合唱団の副指揮者となり、この頃から声楽も学び始める。’88年歌手に転向。’91年からイタリアで活動を始め、’92年ヴェローナ音楽祭でオペラデビュー。’94年プラシド・ドミンゴ国際コンクールで優勝。’95年ロンドンのコベントガーデン歌劇場でヴェルディ「スティッフェリオ」を歌い成功を収める。以降ヨーロッパ各地でたて続けに成功、’96年ウィーン国立歌劇場にデビュー。’99年アルゼンチンで帰国凱旋公演を行い、国内のコンサート動員記録を塗り替える。’98年1月新国立劇場の柿落とし公演「アイーダ」で日本デビュー、以後ボローニャ歌劇場来日公演などで多数来日。輝かしい美声と精悍な容姿で高い人気を誇る。主な当たり役に「道化師」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「オテロ」「アンドレア・シェニエ」の主役など。一方、指揮者としての活動にも精力的に取り組み、2001〜2004年シンフォニア・ヴァルソヴィア(ポーランド)首席客演指揮者を務めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報