ホルトの木科(読み)ホルトのきか

精選版 日本国語大辞典 「ホルトの木科」の意味・読み・例文・類語

ホルトのき‐か‥クヮ【ホルトの木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。熱帯および亜熱帯に分布し、一二属三五〇種がある。常緑高木または低木。葉は互生または対生し、托葉がある。花は放射相称両性。総状花序、円錐花序また複合集散花序になる。萼と花弁は同数で四または五。通常離生するが時に合生し、まれには無いこともある。花盤が発達。雄蘂は多数、離生して花盤につく。子房は上位。二ないし多数、稀に一室胚珠は多数、または各室に二個。果実は蒴果か石果。日本にはホルトノキ属二種が本州中部以南に自生する。旧称、ずくのき科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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