ボウコウマメ(その他表記)common bladder senna
Colutea arborescens L.

改訂新版 世界大百科事典 「ボウコウマメ」の意味・わかりやすい解説

ボウコウマメ (膀胱豆)
common bladder senna
Colutea arborescens L.

膨らんだ袋状の果実をつけるマメ科の落葉樹で,地中海地方西部と小アジア地方に自生する。高さ4mに達する。葉は羽状複葉で,互生し,長さ6~15cm。小葉は奇数個で7~11枚,倒卵形,ふつう長さ3cm,幅1.5cmくらい,葉の表は無毛。6~8月に3~6花が穂に集まって咲く。花序は長さ4~5cm。花は黄色で,長さ約2cm,旗弁には赤褐色の脈が目だつ。果実は長さ約5cm,幅2~3cm,果皮は膜質で無毛,熟すと黄褐色となり,中に小型の種子が10数個ある。日本ではまれに観賞用として栽培される。和名は果実を膀胱に見たてたもの。
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