デジタル大辞泉 「ボツリヌス毒素」の意味・読み・例文・類語 ボツリヌス‐どくそ【ボツリヌス毒素】 ボツリヌス菌が産生する外毒素。食中毒を引き起こすボツリヌス症の原因となる。極めて毒性が高いが、100度以上で10分間加熱すると毒性を失う。毒素を精製した製剤によるボトックス注射が痙攣の治療などに用いられる。ボツリヌストキシン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のボツリヌス毒素の言及 【細菌毒素】より … タンパク質性毒素は,リポ多糖体毒素と比べると毒性が強く,動物の器官や組織に対して選択的・特異的に作用する。たとえばジフテリア毒素は心筋に,ボツリヌス毒素は神経系に作用する。リポ多糖体毒素では,このような特異性がみられない。… ※「ボツリヌス毒素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by