20世紀西洋人名事典 「ボリスヴィアン」の解説
ボリス ヴィアン
Boris Vian
1920.3.10 - 1959.6.23
フランスの小説家,詩人,トランペット奏者,ジャズ評論家,発明家。
パリ近郊のビル・ダブレ生まれ。
SFとシュールレアリスムを混交させたフランスの作家である。1940年ミッシェル・レグリーズと知り合い、翌年結婚するが、’52年離婚する。その後、ユルシュラ・キュプレルと再婚し、ジャズ評論やシャンソンの作詞作曲などを行なう。作品の特色は、ユーモア、幻想、言語遊戯に満ちた黒い笑いである。彼の死後、若い世代から圧倒的支持をうける。主著に、「うたかたの日々」「北京の秋」「心臓抜き」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報