ボレスラフ1世(読み)ボレスラフいっせい(英語表記)Boleslav I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボレスラフ1世」の意味・わかりやすい解説

ボレスラフ1世
ボレスラフいっせい
Boleslav I

[生]?
[没]967
ボヘミア公 (在位 929~967) 。兄ワーツラフ聖公を殺害して登位プラハを行政的中心に定め,西部および中部ボヘミアにキリスト教を広め,モラビア,シレジア (シュレジエン) ,スロバキアをも併合するなど中世チェコスロバキアの事実上創設者。 950年にドイツ王オットー1世 (大帝) に攻撃され,その宗主権を認めたが,内政においては完全な自治を許された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android