ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボレスラフ2世」の意味・わかりやすい解説
ボレスラフ2世
ボレスラフにせい
Boleslav II
[没]999
ボヘミア公 (在位 967~999) 。ボレスラフ1世の子。1世の死後,公位につき,1世の政策を受継いで他のボヘミア諸部族に対するチェコ人の優位を確立。また修道院,教会などの建設をも進め,マインツ大司教の監督下にプラハに司教座を設立。しかし神聖ローマ帝国に敵対したバイエルン公を援助したため,皇帝オットー2世の軍に攻撃された (975,977~978) 。
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