ボレスラフ2世(読み)ボレスラフにせい(その他表記)Boleslav II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボレスラフ2世」の意味・わかりやすい解説

ボレスラフ2世
ボレスラフにせい
Boleslav II

[生]?
[没]999
ボヘミア公 (在位 967~999) 。ボレスラフ1世の子。1世の死後,公位につき,1世の政策を受継いで他のボヘミア諸部族に対するチェコ人の優位確立。また修道院教会などの建設をも進め,マインツ大司教の監督下にプラハ司教座設立。しかし神聖ローマ帝国に敵対したバイエルン公を援助したため,皇帝オットー2世の軍に攻撃された (975,977~978) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android