(瀧浪貞子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
第63代天皇(在位967~969)。村上(むらかみ)天皇第二皇子。母は藤原師輔(もろすけ)の娘安子。諱(いみな)は憲平(のりひら)。藤原元方(もとかた)の娘元子の生んだ広平親王を越えて皇太子となったので、元方は落胆のあまり病死し、天皇が物の怪(け)に悩み病気がちであったのは元方の怨霊(おんりょう)によるものとされた。こうしたことが原因で摂関が常置されるようになり、また安和(あんな)の変(969)も起き、天皇の第一皇子師貞(もろさだ)親王の立太子を急ぐ藤原伊尹(これただ)の策略により在位2年で皇太弟守平(もりひら)親王(円融天皇)に譲位した。陵墓は京都市左京区鹿(しし)ヶ谷(たに)の桜本陵。
[福井俊彦]
『藤木邦彦著『日本全史3 古代Ⅱ』(1959・東京大学出版会)』
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950.5.24~1011.10.24
在位967.5.25~969.8.13
村上天皇の第2皇子。名は憲平(のりひら)。母は藤原師輔の女安子。為平(ためひら)親王・円融天皇の同母兄。生後2カ月で皇太子に立てられたが,成長とともに資質の欠陥を現し,父帝を悩ませた。967年(康保4)父帝の死去により践祚。円融を皇太弟に立て,2年後に譲位したが,このとき長子(花山(かざん)天皇)が2歳で立太子した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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