デジタル大辞泉 「ボンジェズス」の意味・読み・例文・類語 ボン‐ジェズス(Santuário do Bom Jesus do Monte) ポルトガル北部の都市ブラガ近郊の巡礼地。海抜400メートルの丘の上に、18世紀から19世紀にかけて建造された新古典様式の教会が建っている。丘の上の教会まで、各踊り場に噴水が設けられたバロック様式の階段がある。2019年、世界遺産(文化遺産)に登録。ボンジェズスドモンテ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボンジェズス」の意味・わかりやすい解説 ボン・ジェズスBom Jesus ブラジル南東部,ミナスジェライス州オーロプレト近郊のコンゴニャスにあるボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂と六つの小礼拝堂,広場からなる地域。 17世紀末金鉱の発見によりゴールド・ラッシュの中心地となったオーロプレト周辺には,その富を背景に 18世紀に華麗な聖堂が次々と建てられた。その中心となるのがボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂で,そのファサードには「ブラジルのミケランジェロ」と称された彫刻家 A.リスボアの傑作『12人の預言者像』が並ぶ。リスボアはハンセン病におかされながらも多くの作品を制作し名声を高めた。ボン・ジェズスには多くの傑作が残されている。 1985年世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報