出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
ポテンツァ
Potenza
イタリア南部,バジリカータ州の州都。ポテンツァ県の県都でもある。ナポリ東南東約 135km,バゼント川にのぞみ,標高 823mの丘上を占める。古くはポテンティアと呼ばれ,丘陵のさらに低い土地まで占め,アッピア,ポピリアなどのローマ軍道が通じていたが,略奪や震災を受け,高位置へ移った。 1694,1857,1910年と 80年 11月には地震により被害を受けた。農業地域の集散地で,南部イタリアの代表的な都市。食品,木材,煉瓦工業が行われる。 18世紀再建の大聖堂や古代博物館がある。人口6万 5603 (1991推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
ポテンツァ
ぽてんつぁ
Potenza
イタリア南部、バジリカータ州の州都。人口6万9295(2001国勢調査速報値)。ルカニア・アペニン山脈中、バゼント川上流沿いの標高823メートルに位置する。元来、粗放的な農業地帯の中心地であったが、1950年代以降、機械、プラスチック、セメント、大理石の製造が活発化し、また都市化も著しく進展した。紀元前2世紀ローマ人によって建設された。紀元後5世紀以来、司教座が置かれている。
[堺 憲一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 