20世紀西洋人名事典 「ポール・エルマーモア」の解説
ポール・エルマー モア
Paul Elmer More
1864 - 1937
米国の批評家。
ミズーリ州セントルイス生まれ。
ワシントン大学卒業後、ハーバード大学、プリンストン大学などで教鞭を執る。バビッドと並んで新ヒューマニズムの代表者の一人として知られる。自然主義を排した倫理的人間の必要性を強く訴えるアカデミー派に属し、当時流行したT.ハクスリーの進化説に反論を唱える。著書に「シェルバーン随想」(1904〜21年、11巻)、「新シュルバーン随想」(’28〜35年、3巻)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報