ポールクルーグマン(英語表記)Paul Robin Krugman

現代外国人名録2016 「ポールクルーグマン」の解説

ポール クルーグマン
Paul Robin Krugman

職業・肩書
経済学者 プリンストン大学教授

国籍
米国

生年月日
1953年2月28日

出生地
ニューヨーク州アルバーニー

専門
国際経済学, 国際金融

学歴
エール大学〔1974年〕卒,マサチューセッツ工科大学大学院〔1977年〕博士課程修了

学位
Ph.D.(マサチューセッツ工科大学)〔1977年〕

受賞
ノーベル経済学賞〔2008年〕,ジョン・ベーツ・クラーク賞〔1991年〕,アストゥリアス皇太子賞〔2004年〕

経歴
1977年エール大学助教授、’80年マサチューセッツ工科大学準教授、’83年教授、’94年スタンフォード大学教授などを経て、2000年よりプリンストン大学教授。2005年からロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授を兼任。この間、1982〜83年レーガン政権下で米国大統領経済諮問委員会(ECA)の上級エコノミストのほか、世界銀行、EC委員会などの経済コンサルタントを務める。’90年著書「期待低下の時代」で米国の赤字や保護主義のマイナス効果は絶望的なほど大きくはないと主張して注目を集める。2008年自由貿易とグローバル化が経済に与える影響を説明した新理論が評価され、ノーベル経済学賞を受賞。政治的発言にも積極的で、「ニューヨーク・タイムズ」紙のコラムなどでリベラル派の論客として活躍。著書に「Trade Policy and Market Structure」「為替レートの謎を解く」「予測90年代、アメリカ経済はどう変わるか。」「経済政策を売り歩く人々―エコノミストのセンスとナンセンス」「クルーグマン教授の経済入門」「グローバル経済を動かす愚かな人々」「世界大不況への警告」「良い経済学悪い経済学」「恐慌の罠」「嘘つき大統領のデタラメ経済」「格差はつくられた」「さっさと不況を終わらせろ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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