20世紀西洋人名事典 「ポールサバティエ」の解説
ポール サバティエ
Paul Sabatier
1854.11.5 - 1941.8.14
フランスの化学者。
元・トゥールズ大学理学部長。
カルカソンヌ生まれ。
1882年からトゥールーズ大学に勤務し、1884年化学の教授に就任し、1930年までその職に付く。1897年エチレンの水素還元が微細な金属ニッケルの存在の下で起こる事を発見。1902年ニッケルを触媒とし、一酸化炭素と水素を反応させるとメタンが発生する事を発見した。’12年ノーベル化学賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報