20世紀西洋人名事典 の解説
ポール・ジャック ボンゾン
Paul Jacques Bonzon
1908 -
フランスの児童文学作家,教育者。
サント・マリ・デュ・モン生まれ。
師範学校卒業後、25年間教壇にたち教師、校長を務める。大戦中は反ナチス・レジスタンスに参加、1953年「クリスマスの木」でジュネス賞(新人賞)受賞。スペインを舞台にした’56年「マヨルカ島のバレリーナ」、’58年「セビーリャの扇」や北欧のバイキングや中世の少年達の生活を描いた歴史物’57年「銀の腕輪をしたバイキング少年」、’58年「名のない姫君」が初期の作品で、後期は少年推理冒険シリーズ’61年「六人組探偵団」、’66年「団地一家探偵団」等があり16ヶ国語に翻訳、人気作家の一人でもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報