現代外国人名録2016 「ポールバーホーベン」の解説
ポール バーホーベン
Paul Verhoeven
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- オランダ
- 生年月日
- 1938年7月18日
- 出生地
- アムステルダム
- 学歴
- ライデン大学〔1964年〕卒
- 学位
- 数学博士
- 受賞
- アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞(1984年度)「四番目の男」,ロサンゼルス映画批評家協会賞外国映画賞(1984年度)
- 経歴
- ライデンの大学で数学と物理学で博士号を取得。この間、映画に興味を持ちいくつかの短編を監督。オランダ海軍に入隊した後、テレビ界に入り、ナチスに協力した売国奴を追ったドキュメンタリー「Musset」で認められ、1969年人気冒険シリーズ「Floris(フロリス)」でドラマに進出。’71年「Wat Zien ik」で映画デビュー。’73年の「Turkish Delight(危険な愛)」はアカデミー外国語映画賞にノミネートされる。’79年大戦中のオランダの地下活動を描いた「Soldier of Orange(女王陛下の戦士)」で世界的に認められ、’83年のセクシュアル・スリラー「The Fourth Man(四番目の男)」は’84年度アヴォリアッツ国際映画祭審査員特別賞やロサンゼルス映画批評家協会外国映画賞を受賞。’87年初のハリウッド映画「ロボコップ」が全米で大ヒットし一躍注目を集めた。’89年SF大作「トータル・リコール」は全米で大ヒット。続く’92年「氷の微笑」も大ヒットし、同年カンヌ国際映画祭の開幕作品に選ばれる。他の作品に「ショーガール」(’95年)、「スターシップ・トゥルーパーズ」(’97年)、「インビジブル」(2000年)、「ブラックブック」(2006年)、「ポール・ヴァーホーヴェン/トリック」(2012年)などがある。2000年9月来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報