20世紀西洋人名事典 「マイクルベネット」の解説
マイクル ベネット
Michael Benett
1943.4.8 - 1987.7.2
米国の演出家,ミュージカル振り付け師。
ニューヨーク州バファロー生まれ。
父は機械工、母は秘書で、3歳から踊りを習い始めクラシック、モダン、タップなどあらゆる種類の踊りを習得する。16歳の時「ウェスト・サイド物語」の地方回りダンサーとして出演、「地下鉄は寝るもの」(’61年)、「バジェール」(’64年)などのブロードウェイの舞台に立つ。’66年以降は振り付け師として活躍し、’68年の「プロミシズ、プロミシズ」で認められる。’71年からは演出も手がけ、’75年の「コーラス・ライン」は彼のダンサーとしての経験のすべてをつぎ込んだ作品である。作品はほかに「舞踊場」(’78年)、「ドリームガールズ」(’81年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報