デジタル大辞泉 「マイコバクテリウム」の意味・読み・例文・類語 マイコバクテリウム(mycobacterium) グラム陽性菌に分類される細菌の一属。結核菌や癩菌らいきんなどが知られ、酸に対して抵抗性を示すため、抗酸菌ともよばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マイコバクテリウム」の意味・わかりやすい解説 マイコバクテリウムMycobacterium 分裂菌類放線菌目マイコバクテリウム科の細菌。細い桿菌で,ときに繊細な糸状になる。グラム染色は陽性。初めこの属には土壌細菌の数種が見出されたが,その後の研究により,人体の結核の病原菌である結核菌 M. tuberculosis やハンセン病の病原菌 M. leprae はこの属であることが判明した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報