マゴ家(読み)マゴけ(その他表記)Mago; Magōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マゴ家」の意味・わかりやすい解説

マゴ家
マゴけ
Mago; Magōn

カルタゴ貴族家系。おもな人物には将軍でカルタゴ軍確立の功労者 (→マゴ ) ,ハンニバルの弟 (→マゴ ) のほか,対シラクサの戦いに活躍した者,ローマとの外交使節をつとめた者,またポエニで書かれた 28巻の農業に関する著書で,カルタゴ滅亡後ローマに持去られ,翻訳されてローマの農業の権威書とされた本の著者もいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android