改訂新版 世界大百科事典 「マシーラ島」の意味・わかりやすい解説 マシーラ[島]al-Maṣīra アラビア半島南東部,オマーンのマシーラ湾に接したアラビア海上の細長い小島。若干のジャナバ族の漁民が住む。イギリスが空軍および通信基地を置いていたが,1977年3月これを放棄,引き続きアメリカが使用し,80年6月アメリカとオマーンの間で軍事基地施設利用協定が調印された。しかし米軍が戦略要衝とみなすホルムズ海峡から600km以上離れ,季節風のため年間の3分の1は空,海からの接近が困難という欠点をもつ。執筆者:浅井 信雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マシーラ島」の意味・わかりやすい解説 マシーラ島マシーラとうAl-Masīrah アラビア半島の南東沖,アラビア海上にあるオマーン領の島。マシーラ海峡によってオマーン本土とへだてられている。島の北端に飛行場がある。面積約 1000km2。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by