すべて 

マックスシェラー(その他表記)Max Scheler

20世紀西洋人名事典 「マックスシェラー」の解説

マックス シェラー
Max Scheler


1874.8.22 - 1928.5.19
ドイツ哲学者,倫理学者。
元・ケルン大学教授,元・フランクフルト大学教授。
ミュンヘン生まれ。
ドイツ人の父とユダヤ人の母との間に生まれ、イェーナ大学医学と哲学を学ぶ。1907〜10年ミュンヒェン大学私講師を務め、以後現象学を主題とする機関紙「現象学年報」で活躍し、’19年ケルン大学教授、’28年フランクフルト大学教授に就任した。著書「倫理学における形式主義と実質的価値倫理学」(’13〜16年)ではカント倫理学の形式主義に対して、感覚・生命・精神・宗教の4様相からなる実質的価値をア・プリオリな所与とする現象学的倫理学を唱えた。その他の著書に「知識形態と社会」(’26年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

すべて 

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む