20世紀西洋人名事典 「マックスデーン」の解説
マックス デーン
Max Dehn
1878.11.13 - 1952.6.27
米国の数学者。
元・フランクフルト大学教授。
ハンブルク生まれ。
ゲッティンゲン大学で学び、1900年に学位を取得。第一次大戦後、フランクフルト大学で純粋、応用数学教授となるが、’反ユダヤ法によって失職。’40年アメリカに移住し、アイダホ大学などのスタッフとなり、’45年以降ノースカロライナのブラックマウンテン大学で教えた。ヒルベルトに強い影響を受け、アルキメデスの定理を拡張したルジャンドルの定理を証明可能としたのをはじめ、’07年には初めて今日の位相幾何の組織研究を行うなどの業績がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報