失職(読み)シッショク

デジタル大辞泉 「失職」の意味・読み・例文・類語

しっ‐しょく【失職】

[名](スル)今まで就いていた職を失うこと。失業。「会社が倒産して失職する」
[類語]免職解任解職罷免無職無業離職失業解雇馘首首切りくび食い上げお払い箱食いはぐれるあぶれる破門お役御免リストラ免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る首が飛ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「失職」の意味・読み・例文・類語

しっ‐しょく【失職】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 職務をしそこなうこと。職務上の失策。
    1. [初出の実例]「専ら旧幕府之失職を憤怒し」(出典:布告第三八五‐明治元年(1868)五月一〇日)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二九年〕
  3. 今までついていた職を失うこと。失業。
    1. [初出の実例]「而不人之失職」(出典日本外史(1827)一)
    2. 「俺はほんとに又失職だよ」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一〇)

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普及版 字通 「失職」の読み・字形・画数・意味

【失職】しつしよく

職事を失う。〔史記、燕召公世家〕召邑を行す。棠樹(たうじゆ)(甘棠の木)り、其の下に決獄事す。侯伯より庶人に至るまで、各其のを得、を失ふ無し。

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