現代外国人名録2016 「マデレーンオルブライト」の解説
マデレーン オルブライト
Madeleine Albright
- 職業・肩書
- 国際政治学者 オルブライト・ストーンブリッジグループ代表 元米国国務長官,元国連大使
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1937年5月15日
- 出生地
- チェコスロバキア・プラハ(チェコ)
- 本名
- Albright,Madeleine Korbel
- 専門
- 国際関係
- 学歴
- ウェルズリー大学〔1959年〕卒
- 学位
- 政治学博士(コロンビア大学)〔1976年〕
- 経歴
- 父親はチェコの外交官。1948年11歳で家族と米国に移住。’76年上院議員の法案担当補佐官、’78年カーター政権の国家安全保障会議外交関係立法担当スタッフ。’82年からジョージタウン大学教授として米ソ関係、東欧問題などを研究するかたわら女性外交官の育成に努める。’84年、’88年の大統領選では民主党のモンデール、デュカキス両候補の外交アドバイザーを務めた。’93年1月クリントン政権下で国連大使に就任。同年8月国連安保理議長(輪番制)。’97年1月米国初の女性国務長官となる。同年4月米誌「タイム」の“米国で最も影響力がある25人”に選ばれる。2000年現職の閣僚としては初めて北朝鮮を訪問、最高指導者の金正日・朝鮮労働党総書記と会談し、クリントン大統領の親書を手渡した。2001年1月退任。同年オルブライト・グループ(現・オルブライト・ストーンブリッジ・グループ)を創立。ロシア、東欧問題の専門家で、ロシア語、チェコ語、ポーランド語のほか、フランス語も堪能。著書に「Poland:The Roll of the Press in Political Change」(1983年)、「Madam Secretary:A Memoir」(2003年)、「The Mighty and the Almighty」(2006年)など。娘が3人いる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報