マトゥラ考古博物館(読み)マトゥラこうこはくぶつかん(その他表記)Archaeological Museum, Mathurā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マトゥラ考古博物館」の意味・わかりやすい解説

マトゥラ考古博物館
マトゥラこうこはくぶつかん
Archaeological Museum, Mathurā

インドの古都マトゥラにある博物館。 1880年開館。シクリ産砂岩によるマトゥラ仏など,紀年銘,奉献銘をもつ遺品が付近から多く出土し,それらを収蔵,展示している。パールカム出土『ヤクシー立像』 (マウリヤ朝) ,マート出土の『カニシカ王立像』,カトラ出土の菩薩銘の仏坐像 (クシャン朝) ,クビシュカ大精舎址出土の仏立像など,すぐれた遺品が多く,マトゥラを中心とする仏教文化を知るうえで重要な博物館である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む