マナベーンドラ・N.ローイ(その他表記)Manabendra Nath Roy

20世紀西洋人名事典 の解説

マナベーンドラ・N. ローイ
Manabendra Nath Roy


1887.(1893.説もあり) - 1954.1
インドの革命家。
ベンガル州生まれ。
本名ナレーンドラナート・バッタチャリヤ〈Narendranāth Bhattacharya〉。
別名ファーザー・マーチン
第一次世界大戦中に革命的民族運動に参加。1916年渡米。’17年メキシコに入り、そこでボローディンと会い交友が始まる。メキシコ共産党員としてコミンテルン第二回大会に出席レーニン要請で書いた民族・植民地に関する補足テーゼは民族運動内のブルジョアジーの役割に関してレーニンと評価を異にしたが、一躍有名となる。’26年コミンテルンの幹部会員となるが、中国からの帰国後、スターリンと対立し、除名される。戦後は政治を離れ急進的人道主義運動に専念する。著書は「変わるインド」(’22年)など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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