20世紀西洋人名事典 「マリアシェル」の解説
マリア シェル
Maria Schell
1926.1.5 -
女優。
ウィーン生まれ。
本名Margarete Schell。
父はスイスの小説家、母はウィーンの女優、弟は俳優のマクシミリアン・シェル。スイスの映画「Steibruch」で12才の時デビュー、その後チューリッヒで演技を学ぶ。舞台で本格的に俳優として活動する一方、英国、オーストリア、西ドイツで映画出演。「かくてわが恋は終りぬ」(1952年)、カンヌ映画祭女優賞受賞の「最後の橋」(’54年)、ヴェネチア映画祭女優賞受賞の「居酒屋」(’56年)等の作品に出演。「カラマーゾフの兄弟」(’58年)でハリウッドでも成功。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報