現代外国人名録2016 「マリア・ジョアンピリス」の解説
マリア・ジョアン ピリス
Maria João Pires
- 職業・肩書
- ピアニスト
- 国籍
- ポルトガル
- 生年月日
- 1944年7月23日
- 出生地
- リスボン
- 学歴
- リスボン音楽院卒,ミュンヘン音楽大学
- 受賞
- グラミー賞〔1990年・1991年〕,エリザ・ペドローゾ音楽コンクール第1位,ベルリン国際青年音楽コンクール第2位〔1960年〕,リスト・コンクール第1位〔1960年〕,ベートーヴェン生誕200年記念コンクール第1位〔1970年〕
- 経歴
- 3歳からピアノを始め、5歳で演奏会を開く。リスボン音楽院でカンポス・コエーリョ、フランシーヌ・ブノワに師事。16歳で卒業。グルベンキアン財団奨学金を得て西ドイツに留学、ミュンヘン音楽大学でローズル・シュミットに、ハノーファーでカール・エンゲルに師事。1970年ブリュッセルのベートーヴェン生誕200年記念コンクールに優勝。以来ドイツ、フランスを中心にヨーロッパ各地で活躍。モーツァルト、シューベルトを得意とする。’99年芸術研究のためのセンターをベルガイシュに創立。2005年には“アート・インプレッションズ”という演劇、ダンス、音楽の実験グループも結成。また、リスボン郊外の農場で悩める芸術家や恵まれない子供たちのカウンセリングを行ったり、NHK「スーパー・ピアノ・レッスン」に出演するなど、教育者としても活動。1972年初来日以来、たびたび来日。2006年ブラジルに移住。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報