マルコーワ

百科事典マイペディア 「マルコーワ」の意味・わかりやすい解説

マルコーワ

英国の女性舞踊家。本名リリアン・アリシア・マークスLillian Alicia Marks。英国最初の世界的バレリーナで,ロシア風の名を名乗った。ロンドンに生まれ,同地でチェケッティらに師事。14歳で〈バレエ・リュッス〉に入団し,バランチン振付の《うぐいす》(1926年)で主役を踊る。以後,英国初のバレエ団〈カマルゴ協会〉の公演(1931年),ランバート・バレエ団,ビック・ウェルズ・バレエ団(のちのローヤル・バレエ団)で踊り,英国バレエの発展に寄与。1935年にはドーリンとともにマルコーワ=ドーリン・バレエ団(1935年―1938年,1945年)を,1950年にはロンドン・フェスティバル・バレエ団主宰。《ジゼル》を最大の当り役とし,著書に《ジゼルと私》(1960年)がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「マルコーワ」の意味・わかりやすい解説

マルコーワ
Alicia Markova
生没年:1910-2004

イギリスの女流舞踊家。本名リリアン・アリシア・マークス。ロンドン生れ,同地でアスタフィエワ,チェケッティらに師事し,14歳でバレエ・リュッスに入団,《うぐいす》(1926),《牝猫》(1927)の主役を踊る。イギリス最初のバレエ団であるカマルゴ協会Camargo Societyの公演(1931),およびバレエ・ランベール,ビック・ウェルズ・バレエ団で踊り,イギリス・バレエの発展に寄与した。欧米のバレエ団に客演することが多かったが,1935年ドーリンAnton Dolin(1904-83)とともにマルコーワ=ドーリン・バレエ団を主宰した(1935-38,1945)。イギリス最初のバレリーナであり,19世紀の古典バレエのスタイルを保持する最後のバレリーナの一人である。《ジゼル》を最大の当り役とし,《ジゼルと私》(1960)の著書がある。1963年にデームの称号を受ける。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む