マルセルクーロー(英語表記)Marcel Couraud

20世紀西洋人名事典 「マルセルクーロー」の解説

マルセル クーロー
Marcel Couraud


1912.10.20 -
フランス指揮者。
リモージュ生まれ。
ブーランジェについて作曲を、ミュンシェについて指揮法を学ぶ。第二次大戦後パリでマルセル・クーロー声楽アンサンブルを創設し、現代まで続く合唱指揮者としての活動の第一歩を踏み出す。1954年アンサンブルを解散、合唱、オラトリア等の指揮に専念する。’67年フランス国立放送合唱団の芸術監督。’68年からは12人の独唱者のアンサンブルの育成全力を傾け、現代作品に取り組む。彼が編纂した「合唱芸術の楽しみ」はフランスの合唱愛好家に親しまれている。フランスの代表的指揮者。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android