20世紀西洋人名事典 「マルセルデュプレ」の解説
マルセル デュプレ
Marcel Dupré
1886.5.3 - 1971.5.30
フランスのオルガン奏者,作曲家。
元・パリ音楽院教授,元・パリ音楽院院長。
ルーアン生まれ。
7才で父から音楽の教育を受け始め、1902〜14年までパリ音楽院でピアノ、オルガン、フーガを学び、それぞれのクラスでプリミエ・プリを得た。’14年には作曲でローマ賞を受賞。ノートルダム大聖堂のオルガン奏者を経て、’26〜54年パリ音楽院教授、’54〜56年同院長を務めた。海外演奏旅行で名声を高め、作曲家としても「十字架への道」、「受難交響曲」などの代表作がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報