ペンタックス(その他表記)PENTAX CORPORATION

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペンタックス」の意味・わかりやすい解説

ペンタックス
PENTAX CORPORATION

カメラ,光学機器メーカー。1919年旭光学工業として設立,当初はめがねの製造で出発,1923年映写レンズの製造に着手,1931年純国産カメラの開発に成功,1938年株式会社に改組設立。第2次世界大戦後は 1948年に輸出向け双眼鏡,望遠鏡の生産を開始,1951年一眼レフカメラを開発し,1952年生産開始,1955年販売部門を独立させて旭光学商事(のちにペンタックス販売と改称)設立。以後「ペンタックス」ブランドの一眼レフカメラの新機種を次々に開発して業界に不動の地位を築いた。1972年にはドイツ連邦共和国西ドイツ)のカール・ツァイスと提携して旭カールツァイス設立,1973年ホンコンに旭光学有限公司を設立するなど海外へも意欲的に進出。また自動製図機,全自動写真植字機,医療機器なども製造。2002年ペンタックスに社名変更。2005年ペンタックス販売と合併。2007年株式公開買い付けにより HOYA連結子会社となり,翌 2008年同社に吸収合併されたが,2011年 HOYAは「ペンタックス」ブランドのデジタルカメラなどに関する事業部門をリコーに譲渡。ペンタックスリコーイメージングがリコーの子会社として新設された。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ペンタックス」の解説

ペンタックス

正式社名「ペンタックス株式会社」。英文社名「PENTAX CORPORATION」。精密機器製造業。大正8年(1919)「旭光学工業合資会社」設立。昭和13年(1938)株式会社化。平成14年(2002)現在の社名に変更。同19年(2007)株式会社HOYAの子会社となる。本社は東京都板橋区前野町。光学機器製造会社。主力はデジタルカメラ。内視鏡など医療用機器でも実績。平成20年(2008)HOYAと合併し解散

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