マルチトレーサー

最新 地学事典 「マルチトレーサー」の解説

マルチトレーサー

multi-tracer

トレーサーとは液体特定物質を追跡するために添加される微量の物質のことであり,食塩などの電解質蛍光染料放射性同位体などが用いられる。しかしながら,これらの物質を人為的に添加することは少なからず環境へ影響を及ぼす可能性があるため,近年では環境中にもともと存在する物質をトレーサーとして利用することが多い。例えば,水のトレーサーとしては,水温や溶存成分,酸素水素の安定同位体比,トリチウムなどがある。こうした複数のトレーサーを利用する方法をマルチトレーサーと呼び,単独のトレーサーを用いる場合よりも多くの情報を得ることができるため,地下水流動研究などで特に効果を発揮する。

執筆者:

参照項目:トレーサー

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む