蛍光染料(読み)ケイコウセンリョウ

大辞林 第三版の解説

けいこうせんりょう【蛍光染料】

蛍光を発する染料の総称。フルオレセインがその代表。
蛍光増白剤のこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蛍光染料
けいこうせんりょう
fluorescent dyes

蛍光を発する色素を総称して蛍光染料という。もっとも代表的なものが、強い黄緑色の蛍光をもつフルオレセインである。水あるいはアルコールに溶けて蛍光を出すものもあるが、インダンスレン染料のなかにも、有機溶媒に溶けて蛍光を出すものがある。プラスチックや繊維、インキに蛍光をもった色調を与えるために利用されている。溶媒に不溶な蛍光色素蛍光顔料として、印刷インキ、ペイント、絵の具などに利用される。また、強い蛍光をもつ色素はレーザー発光にも用いられ、色素レーザーとしての活用が注目されている。
 それ自身可視光を吸収せず色をもたないので色素ではないが、近紫外線を吸収し赤紫の蛍光を有するものは顕著な増白作用がある。このようなものを蛍光増白剤あるいは蛍光増白染料とよんで、白地の増白に利用されている。[飛田満彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の蛍光染料の言及

【蛍光増白剤】より

…蛍光漂白剤fluorescent bleaching agent,蛍光染料fluorescent dyeともいう。近紫外部の光を吸収し,青紫の蛍光を発する染料。…

※「蛍光染料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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