マンガンタンタル石(読み)マンガンタンタルせき

最新 地学事典 「マンガンタンタル石」の解説

マンガンタンタルせき
マンガンタンタル石

tantalite-(Mn)

化学組成MnTa2O6の鉱物。直方晶系,空間群Pcan, 格子定数a0.5772nm, b1.4465, c0.5097, 単位格子中4分子含む。四角板状~柱状結晶,しばしば双晶をなす。褐黒~赤褐色,半透明,ガラス~樹脂光沢。劈開{010}に明瞭,{100}に不明瞭。硬度6~6.5, 比重8.00。薄片では赤褐色,屈折率α2.19, β2.25, γ2.34, 2V(+)~90°, 光分散v>r中。鉄タンタル石と連続固溶体をなすほか,TaはNbと置換してマンガンコルンブ石と固溶体を形成。ペグマタイト,特にリチウムに富むペグマタイト中にアルバイト・石英・リチア雲母・リチア輝石・モンテブラ石などに伴って産する。日本では茨城県常陸太田市妙見山,福岡県福岡市長垂(ながたれ)から産出。

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参照項目:タンタル石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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