マンチェスター会議(読み)マンチェスターかいぎ(その他表記)Manchester Congress

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンチェスター会議」の意味・わかりやすい解説

マンチェスター会議
マンチェスターかいぎ
Manchester Congress

1945年 10月イギリスのマンチェスターで開催された第5回汎アフリカ会議。汎アフリカ会議を 18年ぶりに復活させた点においても重要であるが,それにもまして,20世紀初頭以来アメリカ,西インド諸島,ヨーロッパなどにいるアフリカ系人の手で組織され,指導されてきた汎アフリカ主義運動を,K.エンクルマをはじめとするアフリカ民族主義者の手に引継いだという点で画期的な重要性をもっている。この会議を契機として,汎アフリカ主義はエンクルマ,J.ケニヤッタ,G.パドモアらの手でアフリカに直接導入され,1950年代末期から本格化したアフリカの独立の時代に,個々の民族主義運動をアフリカの統一運動と結びつける役割を果すようになった。

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