20世紀西洋人名事典 「マンフレートハウスマン」の解説
マンフレート ハウスマン
Manfred Hausmann
1898.9.10 - ?
ドイツの小説家,劇作家,エッセイスト。
カッセル生まれ。
高校卒業と同時に第一次大戦に従軍し負傷を負う。大学卒業後、商人、編集者、文芸部員を経て作家生活に入る。牧歌小説「ランピオーン」で文名を上げるが、キェルケゴールやバルトと出会い宗教的作風に変わる。「ボルプスベーデの牧人劇」(1946年)はドイツの数百の教会で上演されている。又、日本や中国、古代ギリシアの叙事詩の翻訳にも携わる。作品は他に「ハーモニカをもつアーベル」(’32年)、「マルティーン」(’49年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報