20世紀西洋人名事典 「マークナタンソン」の解説
マーク ナタンソン
Mark Andreevich Natanson
1850 - 1919
ソ連(ロシア)の活動家。
ビリニュス県生まれ。
医科大学に入学。学生運動に参加し度々逮捕された。1871年革命的ナロードニキ運動の母体となったチャイコフスキー派サークルを結成。後流刑されるがペテルブルグに1876年に戻り、秘密結社「土地と自由」の創立を主導。その後も逮捕を繰り返し、1905年エス・エル党に加入し、中央委員となる。’17年左派エス・エル党の中心となり10月革命を指示した。後左派エス・エル党反乱後「革命的共産主義者」派に属したが、病気により出国。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報