20世紀西洋人名事典 「マークロスコ」の解説
マーク ロスコ
Mark Rothko
1903.9.25.(10.7.説あり) - 1970.2.25
米国の画家。
ロシア出身。
本名Marcus〉 M.〈Rothkovich ロスコビチ。
1913年家族とともにアメリカに移住し、’35年ゴットリーブと表現主義傾向のグループ「ザ・テン」を結成する。’36〜37年連邦美術計画の仕事に従事した後、’40年代シュルレアリスムの影響を受け抽象表現主義の作風に到達した。’58年以降は壁画も制作。’70年ニューヨークで自殺。主な作品に、「赤、茶、黒」(’58年)がある。単純で普遍的な形態を追求した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報