20世紀西洋人名事典 「マーク・A.スタイン」の解説
マーク・A. スタイン
Mark Aurel Stein
1862 - 1943
英国の考古学者,探検家。
元・ラホール東洋学校校長。
ハンガリー出身。
別名斯坦因。
オックスフォード大学、ロンドン大学で考古学、東洋学を学び、1888年インドに渡りラホール東洋学校校長となる。インド政庁の援助で3次にわたり中国領中央アジアを調査、1906年第2回目の探検の際、敦煌に入り仏画、仏典、古文書を入手したことは有名である。「古代ホータン」(’07年)、「セリンディア」(’21年)、「インナモースト・エイシア」(’28年)で探検の結果を報告、輝かしい業績を残す。’30年日本を訪問。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報